朝早くからぞろぞろとマリノスタウンのスタンドに入場する人々。ダンマクで埋め尽くされたスタンド。さながらサテライトの試合日よろしく、ユニフォーム色に青く染まるスタンド。練習の邪魔はしまいと、静かに見守り、ゲーフラを掲げる人々。練習中、兵藤や金井はそんなスタンドの様子をいっときじっと見るそぶりが見られました。しかし、練習は普段どおり何事も無く進行。ストレッチが終わり、中央で選手、監督、コーチらが輪になって話しているところで、「♪どんなときでも~」のチャントが始まると、輪を解いた選手ら全員がスタンドに向かって歩き始めたではないですか。スタンドの前で一列に立ち止まると、チャントが切れて、なかじが選手に向かって肉声で語り掛けました。真剣な表情で、時折頷いたりもしながら耳を傾ける選手たち。こんな光景見たことあったかなぁ。選手側からは、古部くんがいつの間にか用意されていたお立ち台に上がって、スタンドから渡されたトラメガでご挨拶。彼の言葉は明瞭でしたが、「凄いなぁ、嬉しいなぁ、古部くん頑張れ」という気持ちでいっぱいで、あまりはっきり覚えていません。「試合に出ていない自分が代表して喋っていることからも、選手がひとつになっていることがわかると思う」みたいなことを言って笑いを取ってたのは覚えています。戻っていく選手たちの表情は明るく晴れやかでした。試合のときはどうしても煽ったり煽られたりピリピリムードが漂いがちですが、マリノスタウンならではのこんな和やかな気持ちのやり取りもいいんじゃないでしょうか。段取りをつけてくれた方々、良い空気を楽しめました。ありがとうございました。もちろん、今日のこれでめでたしめでたしではなく、本番は明日。そしてそれ以降の試合全部。ピッチもスタンドもひとつになって、ただただ上を目指すのみ、ですよね。今日はカメラを持っては行ったのですが、結局1枚も撮っていません。(選手がスタンドに近づいてくるとも思ってなかったので、準備していなかったのもあり)↓のブログ(勝手にリンクさせていただきました、すみません)やオフィシャルのトップページで素敵な写真をご覧になれますので、ぜひ。・マツの周り・Take a Walk on the Wild Side
0コメント