京都観光編

マリノスネタはお休みして、せっかくなので京都観光2日目編。写真が多いので、携帯の人はごめんなさい的な。
チェックアウト後にイノダコーヒ本店で「京の朝食」という朝食セットをいただいた後、寺町近辺や錦市場で時間を潰してからコンタクトを作成して、下鴨神社へ。
たまたま本殿と重要文化財の大飯殿(おおいどの)の特別拝観中だったので、拝観料を払って入ってみると、ちょうど始まった十二単の着付け実演と、宮廷舞を見ることができました。
最初の、白い着物に赤い袴の巫女さんのような装束の上に、五つ衣という淡い色の単をグラデーションになるように重ねていきます。現在皇室の女性などが式典などで着られるものは、襟元だけが5枚重ねになっていて、実際5枚は着ていないそうです。
五つ衣の上に重ねるのは、張りがあってボリュームを出すために着られる派手な色の単。
まだまだ重ねます。ちなみに着付けに使う紐は2本のみ。結んでは次の単を重ねてまた結び、下の紐は引き抜いて次の単の上に使うという。着せ方もボリュームを出すので、案外緩く着付けていたようです。
羽織の元とされる、袖部分がなく全体に短い衣を重ねます。
出来上がり。古代のお姫様は、お雛様のように頭を結っておらず、髪を垂らしただけです。髪に付けた白い紐は神聖をあらわし、神に仕える女性とされていたようです。
優雅な舞を踊ってくれました。下鴨神社の本殿は、普段は本殿の前に別のお社が建っていて、外から直接見られないようになっているので(直接見ることが畏れ多いとして、そのような構造になったとか)、特別拝観は貴重な機会です。それから、去年既におみくじ売り場が閉まっていてチャレンジできなかった、相生社(下鴨神社のすぐ南側)のおみくじをひきに行きました。男性用と女性用があって、おみくじはきれいな色の着物の形をしているんです。結果は「吉」でしたが、割と良いことが書いてあったし「このおみくじは、いまのあなたの運です。次にお詣りになる時までお持ちください」とあったので、持ち帰ってきました。家に飾っておこう。良い出会いがあるということでしたが、こちらの縁結びは男女に限らず人と人の縁を結ぶそうで。むむー。そこからちょっと移動して、可愛いあんみつやさん「みつばち」へ。
しかし入ってみたものの、そんなにあんみつが好きではないとメニューを睨みながら気づいたので、あんみつ同様看板メニューの豆かん(寒天と小豆に黒蜜をかけていただくもの)にしました。しつらいも可愛くて、和みました。地元のおじいちゃんが持ち帰り用を買いに来てたりしてました。次にてくてく歩いて、同志社大の裏手にある相国寺へ。こちらも春と秋限定の特別拝観期間中。重要文化財の法堂の天井に描かれた狩野光信の筆による鳴龍(なきりゅう)がめちゃくちゃカッコよくて、口あけて見てました。八方睨みと言われて、どこから見てもこちらを睨んでるように見えるのです。面白くて天井を見上げたままぐるっとお堂の中を半周回ってみました。そしてある場所に立って手をパンと叩くと、龍がぐわわんと鳴くような反響が聞こえます。これが面白かった。他の場所だとまったく反応しないのに、そこでだけはぐわわんとなるのです。何回もやってみたかったけど、案内のお寺の方が立っているのでちとはばかられました。更にてくてく歩いて、御苑のお隣にある護王神社へ。昨日書いたとおり、勇蔵の足と、直樹さん、自分の腰について20円のお賽銭でお願いしてまいりました(苦笑)御苑の中を突っ切って、バスで四条河原町まで出てみたら、あまりの人にくらっときました。どうもGW最終日だから人出が少ないのかと思っていたけど、選んだ場所がマイナーなところだっただけのようでした。ま、多少それは狙ってたけど。新幹線の時間まで2時間以上あったけど、早々に中心部を脱出。途中、女人信仰の市比賣(いちひめ)神社に立ち寄ってお参り。でもバス停からも近かったし、たいした時間つぶしにもならずに、結局さっさと駅に到着。お土産もそんなに物色する気がなかったので、出来心で伊勢丹7階の「えき」KYOTOという美術館で開催されていた高橋留美子原画展を見に行ってしまいました(笑)カラーの原画がたくさんあって、きれいでした。代表作の「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」+短編少々といった展開で、実は漫画で読んだことがあるのが「らんま1/2」だけだったりするのに改めて気づいたり。なんで見に行ったの的な。でも、いろんな漫画家がラムちゃんを描いた原画も展示されていて、それはなかなか見ものでした。あだち充のはものすごく馴染んでた。他は、安野モヨコとか、羽海野チカとか、山下和美とか、北条司とか、青山剛昌とか、完全に自分の絵じゃーんみたいなのも。時間が足りなくなって、全部をじっくり見てくることはできなかったんだけど(というのもそのいろんな作家が描いたラムちゃんコーナーに思ったよりいっぱい人がいて、そっち目当てかよ?!てなぐらい混雑してたこともあって)思いがけず楽しい時間潰しになりました。一人なので完全に自分が思い立ったままに行動してきたけど、これはこれで楽しかったかも。下調べなしだったけど、特別拝観に当たったし、人も少なかったし。相生社にはまたおみくじを引きに行きたいし、相国寺にもまた鳴龍に会いに行きたいし…とか言ってると、結局毎回同じところにしか行けなくなっちゃう。行ったことのないところにも行ってみたいけど、一度行くとまた行きたくなってしまうのも京都の魅力ですね。ついでに1日目分。
京野菜の水茄子。これ、生でいただきます。茄子とは思えないみずみずしさと歯ざわりが病みつきになります。2日目に錦市場の八百屋さんで買い求めてきました。
こちらは賀茂茄子。甘みがなんともいえません。
高台寺の枯山水庭園の夜間ライトアップ。

+WEC+

とりとめもなく好きなサッカーの話などなど。 マリノス / 勇蔵さん / 古部さん / V長崎 / 横浜猛蹴

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