私自身は努力が苦手な部類なので、本当にこういう人には頭が下がります。応援してる人間より明らかに応援されている人間の方が優れていると思うのですが…だからこそ応援したくなるというか、でもそれもなんだか変な話です。まぁ何が言いたいかというと、知らんうちに凄い努力をしてて、その努力がしっかり大事な舞台で発揮された人がいるという話で。つまり古部健太の話ですが。彼はね「今日も全力疾走で頑張ってたね」とか言うと「それしか(取り柄が)ないんで」って答えるような子だったんですよ。長身だけどポストプレーヤー向きじゃないし、ヘディングも苦手だっていう話だった。それが天皇杯1回戦の決勝ゴールがヘディングだって聞いて、まー!苦手なはずのヘディングで!やるじゃないの!って思ってたら、やっぱりそこには見えない努力が陰にあったんですよ。凄いよねっ!ほんとに。まだまだ伸びると思いますよ、努力の分だけ。だからちゃんとお役目果たしたら横浜に帰ってこいよ!読売さん、いい記事を書いてくれてありがとう。
○…試合を決めたのは、MF古部健太選手(23)のヘディングだった。 1か月前、右足かかとを負傷し、シュート練習の代わりにヘディングを鍛えた。休日にも監督やチームメートに付き合ってもらい、頭が痛くなるまで続けた。2列目から走り込んでのヘディングシュートは、練習通り。ピッチ上でガッツポーズを繰り返した。
ついでに北國新聞の記事も。
決勝点を挙げた古部は「勝つことだけを考えてプレーした。ヘディングはちょっと苦手なんですが…」と苦笑しながら胸を張り、ゴールを死守したGK田代祐平も満足そうな顔を見せた。 2回戦へ上野監督は「J2との試合を想定して練習してきたので、楽しみです」と強い意欲を示し、古部はスタンドに向かって「仙台に応援に来て下さい」。打倒ベガルタ仙台に期待が高まる。
ついでに、北陸中日新聞は記事内には決勝点に触れているだけですが、写真が素敵なのでリンク。
関西学院大の猛攻に耐え、試合は延長戦に突入。そして迎えた延長後半6分、ペナルティーエリア内右サイドでボールを持った途中出場の斉藤雄大選手が中央へ折り返し、走り込んできた古部健太選手が頭で合わせた。111分間待ちに待った先制点が、値千金の決勝点になった。
1回戦の話はそろそろ終わりにします。<ランキング参加中。クリックお願いします!>
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