たまにはまじめな話

今日はちょっとまじめに。新聞に気になる記事を見つけたので、その話でも。朝日新聞スポーツ欄コラム「side change」より。
予定調和の拍手に違和感 Jリーグを見ていて、どうしようもない違和感を覚える場面がある。 選手がぶつかってうずくまる。相手がボールをけり出して試合を止める。プレーを続けられるか、倒れた選手に主審が尋ねる。起き上がった選手がそのままプレーに戻る。ボールが相手に返される。観客席から拍手が起こる……。 違和感のもとは、一連の流れが予定調和だから。何が起こるか予測不能なだいご味を持つサッカーとは相いれないし、そもそもプレーしてなんぼの選手が倒れた選手を見ると迷うことなく機械的に試合を止めてしまう。多くの場合は、倒れた側のサポーターがブーイングで対戦相手と審判にプレーを止めろと求める。でも、拍手の先もブーイングの矛先も違っていないか。 けが人に配慮するのは当たり前の話。だからこそ、すぐにプレーに戻れるのに倒れたまま試合を止めさせるのはフェアではない。ときに相手の攻撃を止めることを目的にしたような場合もある。観客が見たいのはそんな姑息な行為ではなく、痛みを抱えながらすぐに立ち上がってボールを取り返しに走る姿だ。 イングランドではそんなプレーには自然に拍手が起こるし、倒れていたり、担架で運び出されるのは恥ずかしいという価値観がある。名審判だったイタリアのコリーナ氏はかつて、中田英寿を一流と評価する理由を「どんなに倒されても、痛がるそぶりも見せずにプレーを続けた彼の人間性にある」と話した。 折しもJリーグは、退場に相当する乱暴行為を審判が見逃しても、映像で確認できればあとで出場停止処分などを科すと決めた。倒れて試合を止めさせるのも、反則を受けたと装うシュミレーションも、試合の中の不純物という意味で乱暴行為と同じ。拍手とブーイングの送り先を取り違えることのないように。(潮 智史)
予定調和とか拍手とかは、まぁわかるけど、このコラムの筆者が言うほどには違和感までは感じてないのだけれど。すぐにプレーに戻れるくせに、長々と痛がって転がったりしてるっていうのは本当に嫌。だってかっこ悪いじゃん。昔はそれこそ、サッカー選手のフィジカルなんてものまったく分からなかったし実感としてもなかったんだけど、最近練習をしょっちゅう見に行ったり、近くで選手を見たり、生で試合を見てたりすると、彼らの鍛え方っていうのはほんとに半端ないと思います。(その中でも特に鍛えるの大好きな子を見てるからっていうだけでもなくて)だから、ちょっとやそっと当たったぐらいじゃ、転がったりするのはおかしいはずなんだよね。中にはホントに痛いこととかやばいこととかあると思うけど、そういうのって絶対全部じゃないはず。うちの選手が時間稼ぎだとか姑息な感じでころころ転がり始めたりしたら、絶対気分悪いもんね。そういうことやらない人たちだから言えることだけど。プレーやフィジカルのレベルだけじゃなくて、意識の部分も世界基準に持っていくようにJリーグ全体が持っていかないといけないんじゃないかなぁ?そうなると、まぁ見てる側にも筆者がいうような意識改革が求められるのかもしれないですね。フェアプレーはフェアプレー、そうじゃないところはそうじゃないと。<ランキング参加中。クリックお願いします!>

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