本日は、ワイドビューしなの(ほとんど霧で視界がなかったけど、とあるトンネルを抜けた後に見えたアルプスの山々の清々しい姿に感動しました)で長野から松本へ移動し、一路アルウィンへ。到着してみると、あまりの観客の多さに愕然。(第1試合の公式入場者数は3,562人だったそうです。山雅が第2試合だったことを考えると、これはすごい。もっとも山雅サポも第1試合の結果が関わってくることもあってはやめに会場入りして第1試合から見守っていたようですが)第1試合は、2日目終了時点で4位のY.S.C.Cと3位のツエーゲン金沢の対戦。ツエーゲンのスタメンは、累積で出場できないビジュの代わりに斉藤が入った以外は、1日目・2日目と変わらず固定。1日目・2日目は守勢に回ることが多かったようですが、この日勝たなければすべて終わりということもあり、立ち上がりからガンガン攻め立てる戦法に切り替えてきた様子。スピードはあったけど、やっぱりサイド攻撃の完成度に不満がある。(根本はサイドバックの選手じゃないから、上下運動や運動量に期待ができないし、どうしても前線が孤立してしまう)全社のときにみた躍動的なサッカーとは全然違ったサッカーになってしまっていました。更におそらく各チームに研究されてきたであろう、貴重な得点源であるDF2人も徹底マークにあって1点も取れず。これは厳しい。試合は前半にY.S.C.Cが1点リードして折り返し。後半も攻めはするが決定的なシーンをものにできないツエーゲンは、リードされたままじりじりと時間だけを重ねていく。(1回混戦の中ボールがゴールを割ったように見えたシーンがありましたが、線審の死角だったのかゴールが認められないという場面もありました)そして後半45分を目前にした時間帯、ゴール前の混戦から込山が倒されてツエーゲンがPKをゲット。大きな緊張感の中、これをクリゾンがしっかり決めて1-1の同点に。勝つしかないY.S.C.Cの猛攻もしのぎきり90分が終了。この時点でツエーゲンの3位、Y.S.C.Cの4位が確定。規定どおりPK戦に突入しましたが、これがものすごかった。最初の5人のうち、それぞれ1人ずつ外し、サドンデスに持ち込まれた後も1人、また1人と成功し、ついには11人目にそれぞれGKが蹴り合い、それでも決着がつかず。2巡目に入って2人目のツエーゲン山道が外し、Y.S.C.CのPK勝ち。長い戦いに終止符が打たれました。このとき既に第2試合の開始予定時間2分前くらい。選手の挨拶などもそこそこに、まだ前の試合の選手がグラウンドから姿を消す前に、第2試合の選手入場が始まっていました。…やっぱりスケジュールがタイトすぎるんじゃないかしら。第2試合の前半が行われている中、出待ちをして古部くんを確保。山形から集まったもの好きマリサポ5人で囲んで話をしてきました。その話は、明日にでも持ち越しさせていただいて(既にここまでで十分長いので)、ツエーゲンのバスを見送った後でスタンドに戻って、第2試合の日立栃木ウーヴァFCと松本山雅の後半を観戦。前半で1-2と山雅がリードしていましたが、スコアはそのままで山雅が勝利。すべての試合が終了し、最終的な順位はこちら。1.松本 勝ち点72.栃木 勝ち点63.金沢 勝ち点34.Y.S.C.C 勝ち点2これにより、松本と栃木(前日に既に確定)のJFL昇格が決まりました。3位の金沢はFC刈谷との入れ替え戦に臨むことに。試合後は、ホームということで山雅がJFL昇格セレモニーを行いました。選手、スタッフ、サポがみんなとっても楽しそうで「いいなぁ、おめでとう」と素直にうらやましく見てきました。(しかしうちにはこれ以上昇格はないので、優勝しよう!!やっぱり!)軽い気持ちで見に行ったけど、気持ちの入った試合(PK戦)、感動のセレモニーなどすごいものが見られたので、本当に行ってよかった。歴史的な瞬間に立ち会えた、なかなかない機会でした。そういえば第2試合の公式入場者数は10,965人だったそうです。入場料無料とはいえ、これはすごい。※Y.S.C.Cの勝ち点を間違えていたので修正(頭の中ではわかっていたのですが、間違って書いていた)。あとPKを得たシーンは倒されたんじゃなくてハンドらしい。
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