前日の試合の苦い記憶は翌日の試合で癒されよう、と野津田の山の中へ。
日曜の17時キックオフという微妙な時間でちょっと躊躇はしたものの、最近の推しである吉岡雅和選手を見たいぞ!ということで出かけて行きました。で、途中の電車内でスタメン発表の時間になり、「雅和いないじゃん」と。
そうですね、今週ルヴァンがありますね、若手はそっち要員ですね(しょんぼり)。
でも左サイドの翁長聖選手がスタメン、負傷で戦線離脱していた澤田崇選手がベンチに復帰ということで、それを楽しみに行くことにしました。
町田は今年一部の席に1枚で2名入れる(1名分のチケット引換券付き)というチケットを販売しているようで、せっかくだからと買って「誰か行きませんかね行きませんね」と諦めモードでつぶやいておいたところ、サッカー好きのマリサポお兄さんが釣れましたので諸手を挙げて同行していただきました。
道中昨日の試合の話をして頭を整理できたり、試合中も長崎の選手やサッカーや戦術について説明したり、両監督の采配(というか性質?)について解説してもらったり、1人でワーとかギャーとか言ってるより有意義でした←ワーとかギャーとかも言ってたけど
ところでこのチケット、どういう意図で販売されているんでしょう。お誘いチケットではあるけど、次節のチケットも見てみたら同じように引換券付きだったので、1回見に行って次からチケット買って行ってみようかなと思ってもらいたい…わけでもない?(毎回2人で1人分のチケット代で行こうと思えば行ける)
今回同行いただいた方は野津田に来たの10年ぶりくらいかもと仰ってたので、ある意味「(そんなチケットがあるなら)行ってみようかな」に正しく乗っかったといえばそうですね。
かなり強風だった前半、風上にエンドを取った町田が序盤から攻め込み続け、長崎は防戦一方。マイボールにしてもゴールキックが風に押し戻されて全然飛ばなかったり、落ち着かない展開で始まりました。
ただ町田も勢いよく攻め込むものの、実効性には欠けており、複数回あったCKでも特に工夫が見られずに、連動して跳ね返す長崎のディフェンスを崩せずといったところでした。(まあ長崎の粘りのディフェンスは特徴ですからね)
そうこうするうちカウンター一閃、呉屋のゴールが決まり、長崎が先制!
やっぱり“戦術呉屋”が大当たり。
いや呉屋さんノリにノってる感じ。前節粉砕骨折したという鼻をガードするバットマン状態でもなんのその。YOUこのまま長崎の子になっちゃいなよ!
こうなると勢いが長崎に傾き、更に呉屋で追加点。
前半のうちに2得点の呉屋にはハットトリックの期待もかかります。(これまで2点目がちょっと遅くて直後に交代といった試合もあり、前半に2点は余裕でチャンスありと思えました)
0-2で長崎リードで始まった後半。
長崎の勝ちで終わるかなと思っていたところで、町田の選手交代がハマります。
30番の中島、18番の岡田(早稲田の主将だったらしい)が入ると、それまで力技で押し込むような展開だった町田のサッカーがガラリと変わって、パスがつながりだしました。
こうなると前半ゴール前でボールを呼び込んでもまったく見てもらえていなかった敬真もボールに絡み始め(まあちょっとサイドに流れたり動きも変えていたけれど)、あれよあれよという間に同点。
前半のあの感じなら勝てると踏んでいたのかこの変化についていけなかった&ボランチで非常に攻守に効果的だった角田が足を攣って交代したことで、万事休す。
いやー勝てた試合だったけどな、もったいなかったな。
両監督の狐と狸の化かし合いっぷりが相当でした。(風貌もどことなく狐と狸っぽいじゃないですか…)
でも呉屋のゴールはすごかったし、聖のプレーも久しぶりに敵じゃなくばっちり見られたし(メインスタンドからだと横目戦でしっかり見られて良かった)、楽しかったです。
澤ちゃんのプレーはお預けになっちゃったけど。
次はどこで見られるかな。
しかしメンバーとゴールショー的にはやっぱりフクアリに行っておくべきだった…。
そして野津田に来るときはだいたい古部くんの出待ちをしているのですが、今回は特にそういう必要がなく、割とまっすぐシャトルバス乗り場に向かったつもりではありますが、既に町田行は締め切り、鶴川行も第1陣は出てしまった後。結局鶴川に着いたのが試合終了後1時間以上経ってからでした。これはきつい。(というか出待ちして最終のシャトルバスに乗る方がなんぼか気が楽なような…待ってる間に蚊に刺されるし!←)
2019.6.16 sun.
町田ゼルビア-V・ファーレン長崎@町田市立陸上競技場
2-2
呉屋大翔2
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